3分診療でも大丈夫 医者をその気にさせる効率的な症状の伝え方
こんな人にこの記事はオススメ
・よくわからないから病院嫌いな人
・通院しているが医師とのコミュニケーションに不安がある人
・医療の裏側を知りたい人
病院嫌いですか?私は今は毎日働いていますが昔は嫌いでした。
どんなことでもこちらが知らない分野に飛び込み相談をするのは、ストレスが貯まりますよね。
『自分おかしなことを喋っていないか?』『どのくらい話してもいい?』など色々考え、結果あまり自分の気持ちを伝えられず、求めた説明・サービスが受けられるか不安になったりします。
医療においては専門性が高いこともあり医師の方で問診をしながら症状の原因を調べますが、診療時間に制限があることから情報不足で原因の特定に至らない場合もあると思います。
患者さんも医師も目的は症状の原因追求です。
医師の考え方を知ることで症状の上手な伝えかたをマスターし、ともに恩恵をうけましょう。
医師の考えかたに合わせて、症状を伝える
下図は一生懸命症状を訴える患者さんの様子です。そこから医師は診断につながるような情報を見つけ診察や検査を原因を調べます。ただ下図では2本の情報しか得ることができずに確定診断に至らなかった模様です。
一方下図では4本の情報を得ることができた模様です。確定診断に至りました。下図では患者さんが医師の考えかたを知った上で要領よく症状を伝えたため、多くの情報が伝えられたためです。
医師の考えかたを知ってプレゼン上手になってみましょう
診察時に医師が行っていること
診察時に以下を行っています。
・患者さんの様子観察
・問診
・必要な情報のカルテ記載
・情報から考えられる病気と必要な診察・検査
これらを同時並行で行いながら情報をまとめてカルテ記載をしています。
慣れるまではなかなか大変な作業でした。
カルテ記載の書き方
カルテは以下のように始まります。
主訴:(病院に来た理由の最も困っている症状) 息苦しさ、腹痛など
現病歴:()
既往歴:
家族歴:
生活歴:
内服歴:
最初の主訴と現病歴は、患者さん本人しか知り得ない情報で作成することも多いのでプレゼンテーションのみせどころです。ここでスムーズなスタートダッシュを見せましょう。
現病歴の書き方
現病歴は上図のようにカルテ記載をおこなっています。
この順に自分の症状を伝えていただくと、それだけで医師の脳は高回転し確定診断への手がかりを見つけようと動き出します。
診察室で医師と対峙して急に、症状がでた時期を聞かれてもパニックになってしまうんじゃないでしょうか。
一番困っている症状を上の図の順に伝えていただくだけです。待ち時間の間に確認してみましょう。
お薬手帳は必ず持参しよう
いくつかの病院に通院されている場合は、薬の副作用で症状がでている場合があります。そんな場合にお薬手帳がないと原因特定までたどり着けません。
「夕方にピンクの薬を飲んでいて、血圧の薬と、、、、」と話は聞かせてもらえますが、すべての薬剤の量や種類を特定することができません。
薬の副作用可能性もあるし、他の可能性もあると、曖昧な返答になってしまうので、家を出るときに必ず保険証とお薬手帳を確認しましょう。
まとめ
効率的な最初の症状の訴え方をお伝えしました。以外と簡単だとおもいませんか?
また別の記事でそれぞれの症状に合わせて、追加すべきキーワードもupしたいと思います。
不安な症状や病気が起きても、手を取り合って解決できるようともに頑張りましょう。